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職務経歴書に書く「実績」がないとき|社会人1〜3年目の書き方と、そのまま使える型

更新日:読む時間:約6分

職務経歴書を開いて、手が止まる。「実績……ない」。

売上の数字も、表彰もない。そう感じている人に向けて書きました。
この記事では、ハローワークの資料にある基本と、大きな成果がなくても書ける材料の探し方、そのまま使える型をまとめました。

この記事でわかること

  • 職務経歴書に入れる項目(ハローワークの資料より)
  • 売上の数字がなくても書ける、3つの材料
  • そのまま使える、職務経歴の型

職務経歴書って、何を書く書類?

ハローワークの資料「応募書類の作り方」には、職務経歴書の目的は、採用担当者に対して自分の実務能力をアピールすること、と書かれています。

決まった書式はありません。同じ資料から、基本をまとめるとこうなります。

職務経歴書の基本(ハローワークの資料より)

必ず入れるもの

標題、氏名、日付、職務経歴。

自分で選んで足すもの

取得資格、パソコンスキル、活かせる能力、自己PR、志望動機 など。

分量

A4縦の白無地の紙で、1〜2枚程度にまとめるのが一般的。

面接とのつながり

面接では、職務経歴書の内容にもとづいて質問されることが多い。

つまり職務経歴書は、「すごい成果を並べる書類」というより、「どんな仕事を、どうやってきたかを伝える書類」と言えます。

同じ資料には、職務経歴や資格などがなく実務能力に自信がない場合でも、応募する職種と関連するアルバイトの経験、訓練・研修の経験、いま勉強している分野、仕事への姿勢・意欲などの面から自分をアピールできる、とも書かれています。

「実績」は、大きな成果のことだけじゃない

営業成績1位、とか書ける人はいいけど、自分は言われたことをやってただけで……。

その「やっていたこと」が、材料になります。次の3つに分けると、探しやすくなります。

売上の数字がなくても書ける、3つの材料

1

担当したこと

何を、どのくらい。人数、件数、頻度で書きます。

例:見積書の作成、電話の対応、売り場の管理
2

工夫したこと

どうやって。自分で変えたこと、気をつけていたこと。

例:手順をメモにまとめた、確認の回数を増やした
3

任されるようになったこと

入社したときと比べて、増えたこと。

例:新人への説明、ひとりでの対応、担当する範囲

数字は、「人数・件数・頻度」でも書ける

売上や順位だけが数字ではありません。どのくらいの量を、どのくらいの頻度でやっていたか。それも数字です。

担当したことの書き方

伝わりにくい

営業事務を担当

何を、どのくらいやっていたのかが分からない。
伝わりやすい

営業5名の事務を担当。見積書を月に約40件作成し、納期の問い合わせにも対応

人数・件数・やっていたことが入っている。

接客の仕事の書き方

伝わりにくい

店頭で接客をしていました

仕事の大きさが見えない。
伝わりやすい

1日に約30組を接客。レジ締めと、アルバイト3名への手順の説明も担当

量と、任されていた範囲が入っている。

上の数字は、書き方の例です。実際に書くときは、自分の本当の数字を入れてください。はっきり覚えていないときは「約」を付けます。数字を大きく見せるために変えることは、しないでください。事実と違う内容になり、面接で聞かれたときに答えられなくなります。

そのまま使える型

職務経歴の、1社分の型です。書類のいちばん上には、標題(職務経歴書)・日付・氏名を入れます。◯◯のところを、自分の内容に置き換えて使ってください。

職務経歴(1社分)の型
■ 株式会社◯◯(20◯◯年◯月〜20◯◯年◯月)
事業内容:◯◯の販売
従業員数:約◯名
配属・職種:◯◯部 ◯◯課/◯◯(職種)

【担当したこと】
・◯◯(何を)を担当。◯◯(人数・件数・頻度)
・◯◯の対応(1日に約◯件)

【工夫したこと】
・◯◯のために、◯◯を実施。その結果、◯◯

【任されるようになったこと】
・◯年目から、◯◯を担当

在職中の人は、期間の終わりを「現在」と書きます。

自己PR(3行)の型
◯◯の仕事で、◯◯を続けてきました。
とくに、◯◯のときは、◯◯という工夫をしました。
この経験を、貴社の◯◯の仕事で生かしたいと考えています。

書いたあとに、確かめること

ハローワークの資料にある注意をもとに、確認の形にしました。

  • 応募先が知りたいことに合わせて書いたか同じ経歴でも、応募する仕事によって、前に出す所を変えます。
  • 見やすいか資料には、レイアウトや文字の大きさなど、見やすさもアピールの要素になる、と書かれています。
  • 書いたことを、面接で聞かれて答えられるか質問を想像しながら読み返します。
  • コピーを取ったか面接の前に、自分が何を書いたかを見直せるように。

ヒント

1〜3年目の職務経歴書が短くなるのは、自然なことです。無理に2枚に伸ばすより、1枚に収めて「担当したこと・工夫したこと」をはっきり書くほうが、読みやすくなります。

まとめ

  • 職務経歴書は、実務の力を伝える書類。必ず入れるのは標題・氏名・日付・職務経歴
  • 材料は「担当したこと・工夫したこと・任されるようになったこと」の3つ
  • 数字は、人数・件数・頻度でも書ける。本当の数字を入れる
  • 書いたことは、面接で聞かれる前提で読み返す

出典(確認日:2026年10月8日)

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