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転職の面接でよく聞かれる質問|第二新卒・20代の答え方と、そのまま使える例文

更新日:読む時間:約8分

はじめての転職の面接。「これまでのお仕事を教えてください」と言われて、どこから話せばいいのか迷う。

新卒の就活とちがって、転職の面接では、働いてきたことも聞かれます。
この記事では、よく聞かれる質問のねらいと、組み立て方、例文をまとめました。

この記事でわかること

  • 面接で聞かれる質問の例
  • 質問ごとのねらいと、答えの組み立て方・例文
  • 適性と関係のない質問をされたときの相談先

面接で聞かれる質問の例

転職の面接って、新卒のときと、聞かれることはちがうのかな……

面接でよく聞かれる質問には、自己紹介、志望動機、退職理由、自己PRと長所・短所、最後の「何か質問はありますか」があります。どれも、答えを用意しておける質問です。

質問の例を、何を知るための質問かで分けると、次のようになります。前の仕事の内容や退職の理由など、働いてきたことを聞く質問も入っています。

質問のねらい

1

人物像

自己紹介、簡単な自己PR、経歴 など

2

性格・価値観・能力

長所・短所、仕事についての考え方 など

3

志望動機・仕事の理解

応募の動機、やってみたい仕事、自分の強み など

4

転職の動機

退職の理由、前の仕事で学んだこと など

5

職歴

前の仕事の内容 など

6

給与・待遇、その他

希望の給与、入社までの過ごし方、最後の質問 など

答えの組み立て(どの質問にも)

1

先に、答えをひとこと

「強みは◯◯です」のように、最初に言い切ります。

2

次に、具体的なこと

何を、どのくらい、どうやって。話は1つか2つにしぼります。

3

最後に、応募先とつなぐ

「御社の◯◯で生かしたい」のように、これからの話で終えます。

自己紹介

自己紹介は、応募者の人物像をつかむための質問です。長くなりすぎないように気をつけます。

1分程度で、名前、これまでの経歴、面接の機会をもらったことへのお礼を伝えます。会社が求めている人物像を意識して話します。声に出して時間をはかると、長さを整えやすくなります。

自己紹介(1分ほど)
◯◯ ◯◯と申します。本日は、面接の機会をいただき、ありがとうございます。
◯◯年に株式会社◯◯に入社し、◯◯部で◯◯を担当しています。
主に、◯◯の対応と、◯◯の作成をしてきました。
その中で、◯◯を工夫してきた経験を、御社の◯◯の仕事で生かしたいと考え、応募いたしました。
本日は、どうぞよろしくお願いいたします。

退職した人は「担当していました」のように、過去の形にします。

これまでの仕事

職歴をつかむための質問には、「前職での業務内容を簡単に話してください」のような聞き方があります。

答えは、職務経歴書に書いたことと合わせます。担当したこと、工夫したこと、任されるようになったこと、の順に話すと、まとまりやすくなります。材料の探し方は、別の記事でくわしく紹介しています。

これまでの仕事
株式会社◯◯の◯◯部で、◯年◯か月、◯◯を担当してきました。
主な仕事は、◯◯と◯◯です。1日に◯件ほどの◯◯に対応していました。
◯年目からは、◯◯も任されるようになりました。
◯◯のときには、◯◯の手順を見直して、◯◯を減らす工夫をしました。

数字は、実際のものを入れます。はっきり覚えていないときは「ほど」「約」をつけます。

転職の動機をつかむための質問として、「前職で学んだことを話してください」と聞かれることもあります。工夫したことから、身についたことを一言で言えるようにしておきます。

志望理由とやりたい仕事

志望理由は、志望動機と、仕事をどのくらい理解しているかをつかむための質問です。応募先の下調べは欠かせません。

答えには、仕事の内容と、会社に対しての志望動機を盛り込みます。履歴書などに書いた内容と、食い違いが出ないようにします。

志望理由に入れる2つ

1

なぜ、この仕事か

これまでの経験と、応募先の仕事の内容のつながり。

2

なぜ、この会社か

調べて分かった、応募先ならではの所。

志望理由
これまで◯◯の仕事で、◯◯に取り組んできました。
その中で、◯◯の部分に、もっと深く関わりたいと考えるようになりました。
御社の◯◯の仕事では、◯◯から◯◯までを担当できると、募集の内容で拝見しました。
これまでの◯◯の経験を生かしながら、◯◯の力をつけていきたいと考え、志望いたしました。

同じねらいの質問に、「当社でどのような仕事をしてみたいですか」もあります。入ってすぐのことと、その先のことを分けると、話しやすくなります。

どんな仕事をしてみたいか
まずは、◯◯の仕事を早く覚えて、一人で担当できるようになりたいと考えています。
そのうえで、前職で身につけた◯◯を生かして、◯◯にも関わっていきたいです。

強みと短所

強みは、会社が求める人物像とマッチするものを選びます。根拠や成功事例をあげて、自信を示します。

強み
私の強みは、◯◯なところです。
前職では、◯◯のときに、◯◯をして、◯◯につなげました。
御社の◯◯の仕事でも、この強みを生かせると考えています。

強みを1つにしぼり、それが出た場面を話します。

短所は、克服するために努力しているエピソードを添えて話します。「◯◯なところが短所です。いまは、◯◯をするように心がけています」のように、気をつけていることまで言います。仕事の進め方のくせなど、仕事の中で気をつけられることから選ぶと、答えやすくなります。

退職理由と入社の時期

退職理由では、前の会社の悪口やネガティブなことは、極力言わないようにします。人間関係や労働条件を理由にする場合は、客観的に短く話します。組み立て方と例文は、別の記事でくわしく紹介しています。

在職中の人は、入社できる時期を聞かれたときに答えられるようにしておくと、話が進めやすくなります。就業規則で退職の申し出の時期を確かめ、引き継ぎにかかる期間も見込んでおきます。

入社できる時期(在職中の場合)
現在の職場では、退職の申し出は◯か月前までと決められています。
引き継ぎの期間も含めて、内定をいただいてから◯か月ほどで入社できる見込みです。

退職の伝え方と引き継ぎは、別の記事にまとめています。

ほかに、「入社まで何をして過ごしますか」と聞かれることもあります。すでに退職している人は、資格の勉強など、準備していることを話せるようにしておきます。最後の「何か質問はありますか」の聞き方は、別の記事にまとめています。

適性と関係のない質問

採用選考は、応募者の適性・能力に基づいた基準により行うことが求められています。適性と能力に関係がない事項を、面接で尋ねるなどして把握することは、就職差別につながるおそれがあります。

適性と能力に関係がない事項

1

本人に責任のない事項

本籍・出生地、家族のこと(職業・学歴・収入など)、住宅の状況、生活環境・家庭環境 など

2

本来自由であるべき事項(思想・信条にかかわること)

宗教、支持政党、人生観・生活信条、尊敬する人物、思想、労働組合・学生運動などの社会運動、購読新聞・雑誌・愛読書 など

面接の質問でいうと、たとえば「ご家族のお仕事について教えてください」「あなたの購読新聞や愛読書があれば教えてください」のようなものです。こうした質問があった場合は、最寄りのハローワーク(公共職業安定所)または都道府県労働局へ問い合わせることができます。

ヒント

いつ・どの会社の面接で・どんな質問をされたかを、早めにメモしておくと、問い合わせるときに伝えやすくなります。

まとめ

  • よく聞かれる質問は、自己紹介・志望動機・退職理由・自己PRと長所・短所など
  • 答えは「ひとことの答え → 具体的なこと → 応募先とのつながり」の順で組み立てる
  • これまでの仕事は、職務経歴書と合わせて、担当・工夫・任されたことで話す
  • 志望理由は「なぜこの仕事か」「なぜこの会社か」の2つ。入社の時期は、退職の決まりを確かめてから答える
  • 本籍・家族・思想など、適性と関係のない質問は、最寄りのハローワークや都道府県労働局に問い合わせられる

出典(確認日:2026年10月11日)

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