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「なぜ辞めたのですか」と聞かれたら|第二新卒の答え方と、理由別の例文

更新日:読む時間:約6分

面接で、つい身構えてしまう質問。「前の会社を、なぜ辞めたのですか」。

正直に言うと、印象が悪くなりそう。でも、作った話は、深く聞かれると苦しくなります。
この記事では、うそをつかずに、伝わる形に組み立てる方法と例文をまとめました。

この記事でわかること

  • 答えを3つに分けて組み立てる方法
  • 理由別の例文4つ
  • 在籍が短いときの伝え方

変えるのは、順番と終わり方

残業が多くてつらかった、って言ったら「うちも忙しいよ」で終わりそう……。

辞めた理由そのものは、変えなくて大丈夫です。変えるのは、話す順番と、終わり方です。

伝える中身は、何があったのかと、次はどうしたいのか。そのあいだに「自分が大事にしたいこと」をはさんで、3つに分けて組み立てます。

ヒント

この質問は、「うちでも同じ理由で辞めないか」を確かめる質問だと考えると、答えやすくなります。だから、過去の不満で話を終えず、「次はこうしたい」まで言うほうが伝わりやすいはずです。

答えは、3つに分けて組み立てる

組み立ての手順

1

何があったかを、短く言う

事実を1〜2文で。評価の言葉(ひどい、最悪、など)は入れません。

2

そこから分かった、自分が大事にしたいこと

「だから自分は、◯◯を大事にしたいと分かりました」。

3

だから、次はこうしたい

応募先の仕事とつながる所を、ひとつ言います。

長さは、声に出して1分ほどに収まるくらいを目安にします。足りない分は、聞かれてから足します。

同じ理由でも、終わり方で変わる

伝わりにくい

「残業が多くて、もう続けられないと思いました」

理由だけで終わると、不満に聞こえやすい。
伝わりやすい

「残業が続いて、仕事の勉強に使える時間が取れませんでした。知識を身につけながら長く働きたいと考え、転職を決めました」

事実 → 大事にしたいこと → 次、の順。

理由別の例文

◯◯のところを、自分の内容に置き換えて使ってください。数字や期間は、実際のものを入れます。在職中の人は、「前職」を「現職」に、「続いていました」を「続いています」のように置き換えてください。

1. 仕事の内容が、思っていたものと違った

仕事の内容が違った
入社後は、◯◯の業務を担当していました。
実際に担当してみて、自分は◯◯のような仕事のほうが力を発揮できると分かりました。
◯◯を任されたときは、◯◯という形で進めることができました。
そのため、◯◯の仕事に軸を移したいと考え、退職を決めました。
御社の◯◯の仕事では、その経験を生かせると考えています。

「合わなかった」で終わらせず、やってみて分かった「合うこと」を言います。

2. 働く時間や休みが合わなかった

働く時間・休み
前職では、◯◯の時期を中心に、遅い時間までの勤務が続いていました。
仕事そのものにはやりがいを感じていましたが、勉強や生活を整える時間が取れず、長く続けるのは難しいと判断しました。
御社では、限られた時間の中で成果を出す働き方をしたいと考えています。

時間の話は、事実を短く。忙しい時期があること自体は受け入れられるのか、どのくらいなら続けられるのかを、聞かれたら答えられるようにしておきます。

3. 職場の人との関係

人との関係
前職では、仕事の進め方について、上司と考えが合わない場面がありました。
自分からも相談や提案をしましたが、進め方を変えることは難しいと感じ、退職を決めました。
この経験から、早めに相談し、認識をそろえながら進めることを大事にしたいと考えています。

相手を悪く言わず、「自分はどうしたか」「次にどうするか」を中心にします。

4. 会社の事情(事業の縮小・配属の変更など)

会社の事情
入社後、◯◯の事業が縮小されることになり、担当していた業務がなくなりました。
社内での異動も考えましたが、◯◯の経験を続けて積みたいと考え、転職を決めました。
御社の◯◯で、これまでの経験を生かしたいと考えています。

在籍が短いとき

入社して1年たたずに辞めた。そのことを聞かれるのが怖い、という人もいます。

  • 短かったことは、自分から認める「短い期間での退職になったことは、自分でも反省点だと考えています」のように、先に言ってしまいます。
  • 入社前の確認が足りなかった所があれば、それを言う「入社前に、◯◯の確認が足りていませんでした」。当てはまるときだけ使います。責任を相手だけに置かない言い方です。
  • 今回は、何を確かめたかを言う「今回は、◯◯について事前に確かめたうえで応募しています」。

ヒント

体調や家庭の事情など、くわしく話しにくい理由もあります。どこまで話すかは、自分で決めてかまいません。話すときは、「いまは働ける状態です」のように、いまのことを中心に伝える方法があります。事実と違うときは、この言い方は使いません。

やらないほうがいいこと

  • 前の会社や人を、悪く言って終わる事実は言ってよいのですが、評価の言葉で終わると、不満だけが残って聞こえやすくなります。
  • 事実と違う理由を作る職務経歴書やほかの答えと合わなくなり、聞かれるほど苦しくなります。
  • 長く話しすぎる理由は短く、次の話を長く。

まとめ

  • 理由は変えない。変えるのは、話す順番と終わり方
  • 「何があったか → 大事にしたいこと → 次はこうしたい」の3つで組み立てる
  • 在籍が短いときは、自分から認めて、今回は何を確かめたかを言う
  • 前の会社を悪く言って終わらない。作り話をしない
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